株式会社 日向設計
住宅事業部/海外事業準備室/ネクスト事業部
2011.03.29
ツイッターでも触れた事だが、そもそも事業者(官民どちらであろうと)地歴&地質を調べて分譲していたのかというと、この10年ぐらいで地盤強度はある程度・・・というのが本当のところだろう。
過去に国有地からは何度となくガラや有害物質が出てきているし、今回のような液状化については話としては神戸以来何回か出ていたが法制化される訳でもなく、「販売当時は問題が有りませんでした」と苦しい答えを続けるしかないのであろう。
だが、全国のデベロッパー担当者は知っている(言わないだけで)調べてないでしょと・・・
自分自身も地歴に関しては、古い地図等で調べて絶対に×なエリアもあるが
今回の被害はライフラインの破壊にまで及び傾きも全壊(壊れているという意味ではなく)に近いものも沢山ある。 湾岸エリアにしても久喜にしても官民一体となって、先ずは復旧。
ただ、その後の物件価値の大幅な下落に関しては誰が責任をとるのだろうか? 津波被害、原発も国家レベルの対応であるが、液状化に関しても予見可能性を放置しておいた事に対しては何らかの責任があるのではないだろうか?
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